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定額減税で年末調整はどう変わったのか

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2024年6月から定額減税の実施が開始されました。これ以降、給与計算の際には一定額の所得税と住民税が減税されることとなります。定額減税に関する実務は正確かつ長期的に行う必要があり、減税漏れや業務負担増の対策に苦慮した給与担当は少なくないと言われています。

そしてこの制度は給与計算だけでなく年末調整にも影響を与えています。2024年度では定額減税の控除額をもとに、年間の所得税額を精算する年調減税事務を行います。その際、「給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」や「配偶者控除等申告書」等から同一生計配偶者と扶養親族の人数を確認し、年調減税額(定額減税による控除額)を計算します。課税所得税額から住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)等の税額控除を差し引いて年調所得税額を求め、ここから年調減税額を控除して、最終的な所得税額となる年調年税額を計算します。(詳しくはこちら給与等の源泉徴収事務に係る令和6年分所得税の定額減税のしかた

年末調整は多くの従業員とやり取りが発生する業務です。その際イレギュラーなケースが発生する可能性があります。「中途入社で入ってきた社員の年末調整はどうすればいいの?」、「本年度に扶養親族がお亡くなりになった人の減税は?」、「もし月次減税で減税しきれなかったら?」等々社員の数だけ特殊な処理が発生する可能性は高くなります。定額減税は今年始まったばかりのため、これらの処理を把握している方は少ないかと思われます。

そこで今回OBCから定額減税と年末調整業務のセミナーを開催いたします。



◆セミナー名:
令和6年 定額減税の制度と年末調整業務のペーパーレス化セミナー

◆セミナー概要◆
所得税・住民税の定額減税の実施が決まり、2024年6月以降の給与計算に大きな影響を与えました。
この制度は、毎月の給与計算だけでなく、2024年の年末調整にも影響を及ぼします。
年末調整業務においてどのような制度の変更があるのか、どのような実務対応が必要なのか、給与実務を知り尽くした専門家がポイントをおさえて解説します。

◆開催日時:
8/5(月)8/28(水)9/4(水)午前の部-10:30~11:30 午後の部-13:30~14:30
 ※全日程、同内容にて開催いたします。

●受講方法 オンライン(Zoomを利用して受講いただけます)

●参加条件 参加費無料事前申込制

●主催 株式会社オービックビジネスコンサルタント

●セミナー終了後アンケートご回答で当日のレジュメダウンロードURLをご提供いたします

●セミナーのお問い合わせ 弊社奉行営業担当までお問合せください。

 お申込はこちらからお願い致します。


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